夏本番前なのに暑い日が続きますね
人も犬も注意しなければならないのは『熱中症』
ワンちゃん「ハァハァ」言ってませんか？
犬は汗をかくことが出来ないので、口から熱を発散するしかないのです
注意しないと命に関わることも･･･
暑い日に気をつけたい『熱中症』についてお送りします！
要注意！熱中症になる原因
車内放置
確かZIP！のジッペイ君も車内でのお留守番が原因で亡くなったんですよね
（飼い主さんがエアコンをつけて車を離れ、戻ってきたらエアコンが切れていたそう･･･）
エアコンのつけていない車内は熱がこもり温度は急上昇します
少し窓を開けたとしても、換気が十分ではないので安心してはいけません！
少しだからと車内に置いていくのは危険ですね
閉め切ってる、換気の悪い室内でのお留守番
閉め切ってる、窓を開けていても換気の悪い室内は危険です
直射日光が室内に入り込む状態や、日の当たる場所にケージを置いてある、ケージの中などに入れ犬が自分で涼しい場所に移動できない状態は、エアコンをつけているからといっても油断はできません！
効き目が弱く熱中症になる可能性がありますよ
暑い時間帯のお散歩
日中温められたアスファルトは犬にとって灼熱地獄です(+o+)
例えると、暑い日に砂浜を裸足で歩いてるみたいなもの
「あちちっ」なりますよね？
そう、わんこも同じ状態なのです！
アスファルトの温度は50～60℃になるので、肉球のやけどにも注意です
あと、地面に近いので照り返しによる放射熱の影響は想像以上です
お散歩のおススメ時間帯は、早朝（日の出まで）か日が沈んで少し時間が経ってから（アスファルトの温度が下がってから）がおススメです
屋外で過ごす
夏ですから、BBQや海などにお出掛けかと思います
炎天下の中、日蔭のない場所は危険ですよ
熱中症になりやすいわんこの特徴
北方が原産
北方が原産の犬は、厚い被毛を持つため、生まれつき暑さに強いとはいえず、熱中症になりやすい傾向です
シベリアン・ハスキー、ボルゾイ、シェットランド・シープドッグサモエドなど
短頭種
短頭種とはつまり鼻ペチャの顔立ちのわんこです
鼻を短い分、鼻の穴が通常のワンちゃんより狭くなっているため、呼吸がしづらく体温を下げにくく熱中症になりやすいです
シーズー、パグ、ブルドッグ、ボクサーなど
太っている
肥満気味の犬は、皮下脂肪のせいで体内に熱がこもりやすく、かつ心臓にも負担がかかり気味です
あと首のまわりの脂肪によって気管が圧迫されて呼吸しずらく、体温調節が難しくなります
子犬や老犬
体の生理機能が未発達であったり、逆に衰えていることがあり体温調節が上手くできない為
心臓疾患や呼吸器系の疾患がある
心臓疾患、呼吸器系の疾患を持つ犬は、循環機能や呼吸機能が上手くできず、体温調節が難しく熱中症になりやすいです
熱中症の症状を把握しておこう！
すぐ対処出来るようにする為にも、症状を把握しておきましょう
- 元気がなく、ぐったりしている
- 食欲不振
- 呼吸が荒い
- ふらつき
- 大量のヨダレ
- 目が充血している
- 舌の色が赤黒い
- 嘔吐、下痢
- 痙攣（けいれん）
対処法
上記の症状に一つでも当てはまるようでしたら、すぐ対処しましょう！
早く体を冷やしてあげ、水分補給しましょう！
涼しい場所に移動して、水が飲める状態であれば、水をたくさん飲ませて水分補給をします
スポーツドリンクなどがあれば、水で2倍くらいに割って飲ませるのも効果的らしいです
でも体温は下げずぎないように注意して下さい
39℃まで下がったら冷やすのをやめて、なるべく早く病院に連れて行き、獣医師の診察を受けましょう
意識がない場合は、身体を冷やして一刻も早く動物病院へ！
体温を下げて症状が落ち着いたからといっても、油断は禁物！
見た目は平常に戻っていても、体内の循環器や臓器がダメージを受けている可能性があるので、必ず動物病院で診察を受けるようにしましょう
まとめ
私も汗をかきにくい犬体質なので気持ちわかります
水浴びしたいです(+o+)
暑い日の外出は人もわんこも要注意ですね！
海に連れて行きたかったけど、涼しくなってからにします
予防対策としていろいろ冷却グッズが出ているので、快適に過ごせるようにしてあげるといいかもしれませんね
